20の歳から60歳を迎えるまで、ひたすら城の裏門を護り続けた老兵士は、遂にその役目を終えようとしていた。
一日二交代制の裏門の警備という仕事をひたすら一日たりとも休むことなく行い続けた老兵は、裏門の警備という閑職を今日終えようとしていた・・・。

しかしその誰にも知られることなく、歴史に沈んでいくだけのその老兵の40年は、ただ無為なものではなかったのだ。
その裏門を潜り抜けていった幾多の物語が今ここに。


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